作品説明
パート・ド・ヴェール技法で制作された美しいガラスの小箱です。可愛らしい猿が蓋にのっていて、こちらは悟りを開こうと猿が思案している様子を表現しています。
パート・ド・ヴェール技法は、ガラスの粉末を型に詰め、電気炉で焼成して作品を作るガラス工芸技法です。フランス語で「ガラスの練り粉」を意味し、古代メソポタミア時代から誕生した古代から伝わる技法の一つです。
粉ガラスを使用することで、ガラス特有の硬質な透明感とは異なる、柔らかな質感や微細な気泡を生み出すことができます。
どこかファンタジックだったり、和テイストだったり、懐かしさを感じたり…。見る人を惹き込む不思議な魅力に溢れた清水早希さん作品です。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
ガラス | 清水 早希
プロフィール
- 石川県金沢市生まれ
- 2007年 富山ガラス造形研究所造形科卒業
- 2014年 公募展「クラフトで乾杯!」審査員特別賞
- 現在、金沢市内にて制作
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