作品説明
オリジナルの釉薬と大胆な造形が目を引く九谷焼の酒器です。
”死があるから、人の世がはかない”こと。それ故に”今の生が美しく引き立つ”ということ。相反することがあるがゆえに、一方で光り輝くものがある。水元さんの作品には、ネガティブに見えたり感じたりする様々なことも、ポジティブなものに昇華させようという強い意思や鎮魂や祈りも感じその根底には力強い愛情のようなものも感じることができます。
独創的な色合いの器と茨にもタコの足のようにも感じられるフォルムは、水元さんの作品の代名詞とも言える独特の造形が存在感を放っています。
九谷焼の上絵具のみならず、釉薬にも拘り、テクスチャー感や、カンニュウ釉による味わい深い複雑な貫入、油滴天目釉の創り出す表情等は、ポップとアート、キュートさとグロテスクさ、様々な魅力を詰め込んだモダンな九谷の作品です。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、商品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 水元かよこ
プロフィール
- 1971年 石川県生まれ
- 1889-96年 加賀友禅工房に弟子入り
- 2001-10年 九谷焼の窯元で絵付け
- 2010年 石川県の自宅に築窯
- 2018年 石川県立九谷焼技術研修所実習科修了
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