作品説明
鍛金で形を作り槌目をつけた銅に錫引きし、更に部分的に硫化させることで、雨などの自然をイメージした美しい片口です。
錫は銀、銅などの器に比べ錆びにくく変色のスピードも緩やかな金属なので、お手入れが簡単なのも魅力の一つです。さらにこちらは、錫を変色により黒い模様を施してから、ガラスコーティングが施されておりますので、より変色に強いデザインです。
八重雨(やえあめ)とは、八つ重なっていること。数多く重なっていることから降りしきる雨を意味し、今回は八重雨イメージとした模様になっています。
<ご注意点>
手作りのお品のため、同じ表情のものがひとつとしてなく、絵柄、色味や形、大きさに個体差があります。お届けする作品はおまかせとなるため、お選びいただくことができません。
また、可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、商品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
金工 | 浦中 廣太郎
プロフィール
- 1984年 和歌山県生まれ
- 2010年 東北芸術工科大学大学院 修了
- 2011年 金沢卯辰山工芸工房 入所
- 2013年 金沢卯辰山工芸工房 修了
- 2014年 秋田公立美術大学 ものづくりデザイン専攻 彫金 助手
- 2013年 金沢卯辰山工芸工房 専門員
- 現在、石川県で制作活動中
詳しいプロフィールはこちらでご覧いただけます。