作品説明
花々を敷き詰めたようなイメージのガラスの酒器です。
細かなお花の柄は、ヴェネチアンガラスに用いられる「ムリーニ」技法によって制作されています。「ムリーニ」とは、小さなガラス片を使って模様入りのガラス棒を作成し、更にそれを金太郎飴のようにカットしたパーツを組み合わせて器の形に成形する技法です。
既存のパーツを使用することも多いムリーニ技法ですが、杉原さんは全てご自身で制作しています。また、ガラスの中に気泡とパウダー状のガラスを入れ、表面を磨き粉でマットに仕上げることで、柔らかな器の雰囲気を演出しています。細部まで杉原さんのこだわりを感じる作品です。
<ご注意点>
手作りのお品のため、同じ表情のものがひとつとしてなく、絵柄、色味や形、大きさに個体差があります。お届けする作品はおまかせとなるため、お選びいただくことができません。
また、可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
ガラス | 杉原 倫子
プロフィール
- 1988年 新潟県生まれ
- 2010年 Glass Craft Triennare 2010 入選
- 2011年 長岡造形大学 ものデザイン学科 工芸デザインコース 卒業
- 2013年 富山ガラス造形研究所 造形科 卒業
- 2015年 「小さき世界」 生活工芸shoplaboモノトヒト(石川)
- 2016年 「ラビット・ドラゴン・マウン展」 日本橋高島屋 (東京)
- 2017年 金沢卯辰山工芸工房 ガラス工房 修了
詳しいプロフィールはこちらでご覧いただけます。