作品説明
素地の一部を縦に削り取り、再び素地を埋め込むことで幾何学模様を創り出す、オリジナルの技法「鎬象嵌(しのぎぞうがん)」を用いて制作したマグカップです。
丹波焼の伝統技法の鎬(しのぎ)から着想を得た「鎬象嵌」の作品は、象嵌を施した素地に白の化粧土をかけて素焼きをした後、黒の化粧土を筆で全体に塗り更に拭き取るという、通常の何倍もの時間と工程を経て生み出されます。
丹波焼の窯元を生家とし、石川県で陶芸だけではなく様々な伝統工芸を学び、吸収した大上さんならではの、土の温かみとスタイリッシュさが共存した作品です。
<ご注意点>
手作りのお品のため、同じ表情のものがひとつとしてなく、絵柄、色味や形、大きさに個体差があります。お届けする作品はおまかせとなるため、お選びいただくことができません。
また、可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
陶芸 | 大上 裕樹
プロフィール
- 1986年 兵庫県生まれ
- 2007年 神戸ビエンナーレ(現代陶芸展、アートコンテナ展)
- 2009年 金沢美術工芸大学 卒業
- 2010年 現代茶陶展(多治見)
- 2012年 鈴木五郎氏に師事
- 2013年 神戸ビエンナーレ(現代陶芸展)
- 2014年 大丸神戸にて個展
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