作品説明
マットな白い素地に一筋の霧が流れ出たような、静謐な佇まいのぐい吞みです。
型で制作した後ろくろで内側を滑らかに整え、更に縁を削って成形しているので、洗練された雰囲気の中にも手作りの温かみを感じるフォルムが特徴的です。
口元と裏側には、白金彩が施されて上品な華やかさを感じさせてくれます。
独特の文様は、陶磁器技法の「墨流し」(顔料を水に垂らした際に出る模様を器に写し取る技法)に着想を得て、白井さんが独自に考えた「霧流し」という技法で施されています。
白黒のバランスは調整可能ですが、偶然にできる模様のコントロールしきれない楽しさを残したいという白井さんの遊び心が、1点1点異なる模様に表れています。
<ご注意点>
手作りのお品のため、同じ表情のものがひとつとしてなく、絵柄、色味や形、大きさに個体差があります。お届けする作品はおまかせとなるため、お選びいただくことができません。
また、可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
陶芸 | 白井 渚
プロフィール
- 1991年 栃木県那須郡生まれ
- 2017年 愛知県立瀬戸窯業高校 専攻科 修了
- 2017年 第57回日本クラフト展 入選
- 2018年 第26回テーブルウェア大賞 入選
- 2018年 第7回そば猪口アート公募展 準大賞
- 2019年 瀬戸市新世紀工芸館 修了
- 2019年 金沢市卯辰山工芸工房 入所
- 2020年 第76回金沢市工芸展 めいてつ・エムザ社長賞
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