作品説明
伝統的な技法を用いて鳥獣戯画をモチーフにした絵付けが施された九谷焼の香盃です。
素焼きした状態の素地に伊羅保釉を施し、味わいのある色味を表現。
器の上と下で異なるストーリー展開となっており、上部はウサギとカエルが相撲を取っている様子が、下部には悪さをしたサルをウサギが追いかけている様子が描かれています。
こちらの作品は東元生さんと中口晶代さんの共作となっております。
素地は、高度な技術が必要な素地作りに定評があり、繊細な美意識を細部にまで通わせるセンスを伏せ持つ工藤完子氏と、九谷焼技術研修所の設立当時から定年退職まで教鞭を執っていたことからも分かる、様々な技術や技法、そして豊富な知識や経験を持つ工藤武氏のお二人が手掛けました。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 東元 生
プロフィール
- 石川県白山市生まれ
- 2008年 石川県立九谷焼技術研修所 本科 卒業
- 2010年 石川県立九谷焼技術研修所 研究科 卒業
- 2015年 金沢卯辰山工芸工房 修了
- 2016年 金沢市内にて独立
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