作品説明
蘭を石に閉じ込めるイメージて制作された九谷焼の香水瓶です。
春蘭を抽象的に描いた柄が施されています。和絵具と洋絵具を組み合わせて、細かく分けて塗ることで立体感を表現されています。
蓋の部分には銀彩が施してあり、数回焼成を繰り返し、その上から水金を薄く塗ることで渋みのある色合いを出しています。器にはラスター釉が施してあるので、ラメ粉を塗装したかのような光沢がある仕上がりになっています。
素地は、高度な技術が必要な素地作りに定評があり、繊細な美意識を細部にまで通わせるセンスを伏せ持つ工藤完子氏と、九谷焼技術研修所の設立当時から定年退職まで教鞭を執っていたことからも分かる、様々な技術や技法、そして豊富な知識や経験を持つ工藤武氏のお二人が手掛けました。
<ご注意点>
可能な限り、実物に近い色味の再現に努めておりますが、お客様のモニターのご利用環境によって、作品の色味の見え方が多少異なる場合がございます。予めご了承のほどお願い致します。
九谷焼 | 工藤 武
プロフィール
- 1955年 青森市生まれ
- 1974〜82年 金沢大学 法文学部
- 1978〜80年 パキスタン国パンジャブ大学、インド、ネパールを歩く
- 1984〜2015年 石川県立九谷焼技術研修所 在職
- 2015年 個人での制作を始める
詳しいプロフィールはこちらでご覧いただけます。